2017.08.31 【旅行中のトラブル】マカオの台風

先日も台風13号(アジア名:HATO)が直撃し、停電や断水・洪水など大きな被害を被ったマカオですが、例年5月~9月のサマーシーズンは日本同様台風が数回上陸します。ただし日本と比べて国土の狭いマカオでは(世田谷区の半分位)『上陸=直撃』であり、フェリーが運航しない・フライトがキャンセルになる等のトラブルが必ず発生します。ではもし台風が上陸した場合にはどう対処すればよいのか、また事前に出来る対抗策をまとめてみました。

 

台風の強さ

日本では台風の強さを「台風」「強い台風」「非常に強い台風」「猛烈な台風」とレベル分けして表現しますが、マカオでは「シグナル1」や「シグナル3」のように数字の大きさで強さを表します。

シグナル1

台風接近中!強風によって壊れそうなフェンスや足場、鉢植え、アンテナ等を確認しましょう。

シグナル3

強風に注意!船舶関連のアイテムは港やシェルターにしまい、ドアや窓の安全性を確認しましょう。また随時ラジオやテレビ、インターネット等で最新の情報を収集してください。

シグナル8

暴風域に入り強風が吹き荒れています。学校と一般企業はお休みとなり、子供の外出は禁止、橋は通行止めとなります。家のドアや窓はボルトで固定し、事前に定められている安全指針に従って行動してください。テレビやラジオでは24時間、台風に関する情報を発信します。

シグナル9

台風は上陸寸前で、非常に大きな被害を被ることが予想されます。

シグナル10

台風が上陸し、暴風が吹き荒れています。不必要な外出は避け、ドアや窓はクロスバーもしくは重い家具で固定しましょう。テレビやラジオの情報や指示に従い行動しましょう。

 

シグナルサイン

上記の一覧表にある「T」や「△」マークは、シグナルレベルに合わせてギア要塞・モンテの砦に掲げられるシグナル標識です。現在は背の高いビルやホテルが建設されてしまったため、遠くからだとシグナル標識を確認できませんが、ラジオやテレビ等の情報機器が発達していなかった昔はこのシグナル標識を頼りに台風から身を守っていたそうです。

 

《帰国日に台風直撃》その場合の対抗策

1. マカオからの直行便を利用する

香港からのフライトの場合、フェリーの運行が停止してしまうと絶望的な状況になります。出来るだけマカオの直行便を利用する、もしくは台風が接近している際には、前日から香港に移動しておく等の対策をしておくと良いでしょう。

2. 【香港便を利用の場合】日系・デイリー運行の航空会社を選ぶ

やむを得ず香港からのフライトを予約する場合には、日系および毎日運行のある航空会社を選びましょう。日系のフルサービスキャリアなら羽田・成田をあわせれば1日に2~3便運行しているので、比較的すぐに便の振り替えが可能でしょうし、日本語を話せるスタッフが常駐しているので安心です。

3. 【香港便利用・フェリーが運航停止の場合】陸路で香港まで移動する

「気づいた時には既にフェリーが動いていなかった。」という時には、マカオに隣接する珠海(シュカイ)市から長距離バスで深センまで移動し、香港に陸路で入国するという最終手段を行使しましょう。ただし6~7時間程かかるので時間に余裕をもって出発してください。

4. 大手旅行会社のツアーを利用する

最近は航空券・ホテルともに個人で予約される方も増えていますが、フライトがキャンセルになる等の万が一の事態が発生した際には、すべて自分で対応しなくてはいけないません。それとは反対に大手旅行会社のツアーを利用していた場合、不足の事態が発生した際には旅行会社が宿泊先の手配や、現地の最新情報を教えてくれる等フォローアップしてくれるので安心!少し割高なこともありますが、台風の時期には安心料と考え、大手旅行会社のツアーを利用されることをオススメします。

5. 宿泊はタイパ・コタイエリア

シグナル8が発令されるとマカオ半島と空港のあるタイパ島を繋ぐ橋も通行禁止となる為、空港へ移動できない可能性も!夏場マカオに滞在する場合は、タイパ・コタイのホテルに宿泊しておくと安心ですね。

 

《滞在中に台風直撃》その場合の行動・持ち物

運悪く滞在中に台風が直撃した場合には、残念ですがホテルの部屋で静かに台風が通り過ぎるのを待ちましょう。その際、物が飛んできて窓ガラスが割れる事態を想定し、カーテンやブラインドは閉めておくと安心です。また浴槽がある場合には、断水に備え水を貯めておきましょう。

また非常時、持っていると安心・便利なのが以下アイテムです。

■食料・ドリンク

シグナル8以上になると一般企業もお休みとなり、レストランやコンビニ、スーパーマーケット等飲食店も閉まる可能性が高いです。その際の食料・ドリンクをあらかじめ確保しておきましょう。また停電や断水になる可能性もあるため、お湯を注いだり温めたりしなくても食べられる食料が望ましいです。冷房が止まり室内が高温になった場合のことも考え、ドリンクも多めに用意した方がよいでしょう。

■簡易充電器(モバイルバッテリー)

現地での情報収集や、夜間停電になった際の懐中電灯代わり等、スマートフォン・携帯電話はとても便利です。ただし充電が切れてしまっては元も子もないので、簡易充電器を持っておきましょう。ただし飛行機に乗る際には、受託手荷物には入れず機内へ持ち込む必要があります。

■ウェットティッシュ

断水になった際役に立ちますし、通常時も便利です。

■レインコート

台風接近中は不必要な外出は厳禁ですが、どうしても外出しなくてはいけないという場合には両手が使えるレインコートがおすすめです。

 

以上、『【旅行中のトラブル】マカオの台風』でした。サマーシーズンにマカオを訪れる場合は、台風にそなえ余裕をもったスケジュールで計画しましょう!

 

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